油絵を再開してから3年
2014年4月から油絵を再開しました。30年間の空白があります。NPOの活動を始めると夜も昼もなく毎日毎日、ミッションと資金の間を駆けずり回っておりました。なかなか両立はできない時代でした。
それ以前は独立美術の堀内千鶴雄先生のアトリエに通っていました。土曜日から日曜の夜明けまでが至福の時間でした。絵の具が高くつくことや四方八方絵の具だらけに汚れてしまうこと、独特の臭いに頭がおかしくなりそうになることなどがありながら、やっぱり水彩ではなく油絵をやっていたのは、女性蔑視を含んだ日本的風土のようなものを拒否していたからだと思います。その後、フェミニズムの観点からヨーロッパの女性ヌード絵画(油絵)研究などでやるにつれ、いわゆるファインアートと称されるものへの尊敬の念は半ば崩れていきましたが、それでも油絵は何度でもいつでも、色を重ねて自在に変化させられるので好きでした。
今年5月、第71回「女流画家協会展」入選
「女性画家協会」は、1946年三岸節子さんら女性画家11人が、女性参政権獲得に呼応して結成したものです。「今まで男性中心社会の中で、女の画家は常に無念の涙にくれてきた。女は社会的基盤もなく、経済的安定もない。ここで女流画家は大同団結してこれを打ち破ろう!!」と炎のような熱気でスタートしたそうです。それから70年余、名だたる女性の画家を輩出するにいたっています。
私は、この展覧会で評価を得られることが夢でした。幸い今年初めて応募し、入選できました。今年も1000人以上の応募者がいたようです。私は、これからももう少し絵を描いていきたいと思っています。
