人生100年会議での提案-やり直し職業教育

政府に有識者会議「人生100年時代構想会議」というのが発足しそうである。

世界に例を見ない長寿大国を迎えている日本は、従来の教育や雇用の仕組みが通用しなくなりつつある。女性の教育と雇用に限定していえば、学卒時だけは正社員待遇、子育て後あるいは2度目の就職はすべて時間給の非正規労働者(女性の6割)で、年収200万円そこそこの年収が生涯続き、年金の少なさに直結する。

これを改める提案が、人生100年会議の初回に招かれた英ロンドンビジネススクール教授リンダ・グラットン教授からなされた。やり直し職業教育である。人生の初めに学校教育を、それから仕事、引退(老後、死)という設計では、人生が長くなりすぎるようになった。その長い人生に女性の貧困、次世代の貧困がのしかかり、今や国自体が貧困の時代になりつつある。

いつでも、誰でも、どこでも人生をやり直せる、やり直し職業教育制度を一日も早くめざしてほしい。
今まで深く深く根を張った、学校教育─文科省、雇用─厚労省の壁を崩すのは用意ではないかもしれない。また働き方の大改革、保育所の大増設(育児休暇ではなく)、パート賃金の大改革なども早急の課題であるが、男女がともに仕事で、何度変えても、平等な待遇を受け、ともに税を支払い、次の世代を培っていくことは当面の最大の有益な政策転換である。

リンダ・グラットン教授のホームページ(英語)

小さい秋みつけた