
めずらしく大阪も雪がちらほら。
風が冷たい。
今夜も続く大雪。
この冬は、日本海側を中心に激しい雪をもたし、高齢者はその雪下ろしで四苦八苦。その高齢者たちが、雪下ろし中に足を滑らすという事故が多発しています。そして太平洋側では雨が降らず、山には記録的な雪(=水のもと)があるのにも関わらず、寒波のせいで雪は解けずに凍ってしまい、川の水は枯れ、干からびて、そしてダムの貯水量は減り続けます。火事も増えます。本当にメチャクチャな時代になってきました。
とても寒い冬と極暑で死にそうな夏
地球が壊れてくると、エネルギーバランスが崩れて「極端な暑さ」と「極端な寒さ」が交互にやってくるのだそうです。年老いた人類としては、とても生きにくい近年です。昨年の女流画家協会展には「花たちの言い分」と題して、「地球の破壊」に抗議する花たちを描きました。
「花たちの言い分」
画面の真ん中のひまわりは苦しんでいます。
外側の黄色い花びらの部分(舌状花)は工場や車の排気ガスでくたびれています。
煌々と明るい都市の輝きも、花たちのくたびれを加速しています。
ひまわりの花の中央部(筒状花)を地球に見立てました。
あちこちひび割れしていて、いつ崩れるかもしれません。
ひまわりを取り囲むさまざまな花たちも、命を輝かせているように見えますが、実は「もう限界!」と微かな声をあげています。
花たちは、団結のリボンを繋ごうとしていますが、「自分たちが自然を支配している」などと思い上がっている人類には花たちの声は届きにくいのです。
2026年の年賀状に、この「花たちの言い分」を載せました。
「そうだ!物言えぬ花たちの言い分を聴かねば」と同調してくださる方が何人もおられました。
「フェミニズム」で地球破壊を止める
トランプ大統領のパリ条約からの離脱に強烈な憤りを感じながら、それでもなんとか我々の地球を維持しようとするなら、トランプ批判だけでなく、「地球破壊を止めるためにフェミニズムの発想」が必要だと切に思います。
これまでの政治や経済は、「人間が自然を支配し、人間が自然という資源を利用し尽くすのだ」、それが文明であり、科学であり産業である、と大手を振って地球破壊を繰り返してきました。また人間とは「男」であり、「女」は花と同じように征服され(保護される場合もあるが)、壊される自然の一部であると当たり前に思われてきました。
フェミニズムは、 「支配する側・される側」という上下関係ではなく、「共生・対等・ケア(配慮)」という横のつながりを重視します。自然を「征服対象」ではなく「共に生きるパートナー」と捉え直すことで、過度な開発を抑止する論理が生まれます。
現在の経済(GDP至上主義)は、生産量を増やすことを成功とみなしますが、その過程で環境が破壊されることは無視されがちです。
フェミニズムで経済の転換を図りましょう!
「どれだけ作ったか」、「どれだけ自然を掠奪したか」
ではなく、
「どれだけ生命やコミュニティが健やかに維持されているか」
を指標にする経済(フェミニズム・エコノミー)への転換は、
気候変動・地球破壊のブレーキになります。
花たちの言い分に耳を傾けましょう!!
もう2月も後半になりました。空気に少し暖かさを感じます。
2027年度の女流画家協会展への応募に向けて、今年の「画題」に取り組んでいます。
