CSR(企業の社会的責任)とSRI(社会的責任投資)

      2014/10/23

「よりよい投資がよい社会をつくる」それはワーク・ライフ・バランスの観点から

「日本女性会議2007ひろしま」で分科会(第12)に参加します。10月19日(金)PM1:30から4:00、場所はグランドプリンスホテル広島です。講演とその後のシンポジウムのコーディネーターを務めます。日本女性会議は、1984年に名古屋市で第1回が開催され、今年は24回目です。全国規模の交流と情報ネットワーク化で、市民と行政の連携・協働により、男女共同参画の実現をめざすものです。男女平等の礎は平和。平和の原点、被爆都市広島市ならではの”ぶれない”成果を期待したいものです。ワーク・ライフ・バランスの観点からCSR(Corpolate Social Responsibility)やSRI(Socially Responsible Investment)を論じることを提案したいのです。

エコ・ファンドが環境運動の広まりで注目を集め、SRIファンドも増え、市場では一定の評価を得ていますが、企業の社会的責任の基準(クライテリア)として、「女性の活用度や働きやすさ」を設けている例は少ないのです。4つの大きな基準分野(「従業員(女性・マイノリティ)」「環境対策」「地域社会対策」「経済・倫理対策」)のなかで、ここ数年でにわかに主流になり、欧米のほぼ全てのファンドで、女性基準=「女性の活用度や働きやすさ」が設定されています。別の言葉でいうと「ワーク・ライフ・バランス」です。これは従来の投資に社会的責任というアプローチを取り入れ、その基準に貢献する企業を選定し、投資という資金面での支援をしながら、投資家も財産形成をするものです。資本市場の原理を利用しながら、世界の環境をよくしたり、女性の働きやすさという課題に企業が問題を解決する側に立てるような枠組みを作り、世の中を変えていくのです。

「よりよい投資がよい社会をつくる」というのは、世界で初めてSRI(社会的責任投資会社を設立したエイミー・ドミニさん(1991年:当時42歳)が、何度も語っている言葉です。さらに大企業ではなく、中小企業が多い地方自治体ではまた別の手法が必要なのだと思います。

「今年から始めた家庭菜園、オクラの花が綺麗です。」

「今年から始めた家庭菜園、オクラの花が綺麗です。」

 - 女性の活躍

  関連記事

やっと「紙とハンコ」から解放されるのでしょうか コロナ後の働き方を考える(1)

2020年6月19日、政府(内閣府・法務省・経済産業省)からハンコについての見解 …

ポスト・コロナに向けてーリーダーの在り方(リーダーシップ最終稿)

コロナ危機の下でのリーダーシップ  今回がリーダーシップについての最終稿である。 …

雑誌『婦人公論』が100年を迎えました

『婦人公論』は、1916年(大正5)『中央公論』の女性版として創刊されました。『 …

スマートパワー(Smart Power)

スマート・パワーが成功への道 2013年2月1日ヒラリー・クリントン(Hilla …

スーチーさんの時代がきた

アウンサンスーチーさんがいつも髪に差している鮮やかな花の髪飾りは、再会することな …

女性のリーダーシップとアサーティブトレーニング

最近、外資系の女性リーダーシップの研修に参加しようとしたが、結局かなわなかったこ …

与謝野晶子を唄う

5月29日は大阪、堺の生んだ「平和と平等の姉」与謝野晶子の命日です。 私の魂の星 …

アメリカ報告その4 AFTERコロナで経済活動は、もう少し減速修正するだろう

アメリカの新型コロナウイルス感染者数(195万1722人)・死者数(11万771 …

ベティ・フリーダンの思い出

ベティ・フリーダン(Betty Friedan)が亡くなった。85歳の誕生日、2 …

夫の死にあたふた(1~3)女性が働くことを支えた人

夫は戦後の食糧難の時代に育ったにもかかわらず、健康な歯が一本も欠けず最後まで身体 …