人材育成学会第7回年次大会で3人で発表しました
2014/10/23
日時: 2009年12月13日(日)
会場: 杏林大学医学部付属病院 杏林大学医学部講義棟
大会テーマ: ワーク・ライフ・バランス支援による個人の成長と組織の成長
第6セッション: 「コミュニティ重視とワークライフバランス」
○三木佳光(キャリア創研)
○金谷千慧子(女性と仕事研究所)
○鈴木雄―(埼玉県労働者福祉協議会・キャリアアドバイザー)
第1部は、ビジネス論理ではなく、「コミュニティ論理」を重視することは、従来ワークではないと言われていたシャドウの仕事を重視することでもあり、子育てや労働条件の改善などの労働行政志向のWLBの追及のみの視点でなく、個人が生涯にわたって自己実現できるコミュニティ(実践協働の場)の形成」こそ重要である、という総論(三木)。
第2部は、コミュティ論理にはジェンダーの視点がまず必要であり、個を活かし、組織を変えるジェンダー・マネジメントが必須です。また、フェミニン・リーダーシップやメンター制度を導入できるように女性にエンパワメントやアサーティブトレーニングの実施が効果的であるというのが各論1(金谷)。
第3部は最後に働く側の視点で、WLBの真の目的は「人間らしい生き方・働き方の課題をコミュニティ論理で解決すること」を提言しました。福祉=幸福のために必要な資源であり、4つの資源が必要だと言うことです。4つとは①所得:賃金と社会保険と社会保障給付、②時間:育児休業・余暇・介護休暇・社会参加など ③社会サービス:保育・学童保育・介護支援など ④人と人との関係(ソーシャルキャピタル)です。これらを実現していくためにコーディネート力を持つ新しいリーダー像の構築が重要というのが各論2(鈴木)。
本大会のテーマの趣旨は、以下の通りです。ワーク・ライフ・バランスの支援が、社員が希望する生活を実現することや仕事以外の家庭や地域での役割を果たし、長期的な視点で自己啓発に努めることをもたらすことなどが知られています。そして結果として組織貢献に繋がることも理解されています。ワーク・ライフ・バランスを推進していくためには、職場のママジメント改革が欠かせません。従来のママの職場でワーク・ライフ・バランス制度を導入しても、活用されません。そこで今年度は職場のマネジメント改革に加えて、経営者や推進者、社員がどのような取り組みをすればいいかをディスカッションする場になりました。(3人の発表内容は・・・)
今回発表した3人は、時間の少なさもありましたが、今後更に深め、広めていくために研究会を実施していこうと考えています。

淀屋橋の銀杏並木
関連記事
-
-
もうすぐ春、一人ひとりの春、なにかあたらしいことに想いを馳せる春
女性と仕事研究所では、新しい春にキャリアカウンセリングをはじめます。 専門のキャ …
-
-
NHKクローズアップ現代「職業訓練で雇用を生み出せ」を観て
2011年5月19日(木)NHKクローズアップ現代「職業訓練で雇用を生み出せ」を …
-
-
日本にも卵子凍結が増えているー、女性の選択肢は広がるのか
日本にも卵子凍結が増えているー、女性の選択肢は広がるのか シングルマザーズ・バイ …
-
-
シングルマザーに福祉ではなく労働権を「シングルマザー専用」の職業紹介事業の記事
シングルマザーを管理職に!の記事から 朝日新聞によると職業紹介事業の柱に、社会に …
-
-
《No.2》 女性に特化した「キャリア形成支援」の必要性
人材育成学会第3回年次大会(於:文教大学)で「キャリア形成支援とジェンダー」とい …
-
-
「N女」ってご存知ですか?「N女の研究」(中村安希著)紹介
NPOの新しい働き方を生み出す「N女」たち 「N女」とは何か 2016年11月2 …
-
-
3月も初旬を過ぎると春が近づいているのがわかります
2月には大阪にも雪が積もり、まるでお砂糖をまぶしたようにきれいでした。 その次の …
-
-
やっと「紙とハンコ」から解放されるのでしょうか コロナ後の働き方を考える(1)
2020年6月19日、政府(内閣府・法務省・経済産業省)からハンコについての見解 …
-
-
「ワークライフバランス」についての日経新聞の取材から
日経新聞記事(pdfファイル) 記事はPDFにしていますが、 あんなに多くしゃべ …
-
-
2024年秋、日本の政治と企業は変わるのか(その2) NPO活動を振り返る
NPO女性と仕事研究所がCSR(Corporate Social Respons …
- PREV
- サンフランシスコ報告 その3
- NEXT
- サンフランシスコ報告 その4