友、上海より来たる

      2014/10/23

2005_feb

10年ぶりでした。第4回国連女性会議(北京会議)でワークショップを一緒にコーディネートし、上海のあちこちを訪問して別れたのでした。このたびの転職を機に、少しゆとりの時間をとり、日本にやってきた江 維娜(チャンウイナ)さん。

開口一番、「中国は自由になりました」と。大学教員だった彼女は、その後、ファッション関係の日本企業の役員、調査会社社員と日本語学校の講師を兼職しました。経済発展を極める上海ではごく当たり前でした。念願の高層マンション暮らしも実現。夫は家事能力が高く、食事は全部彼が担当。ひとり娘は英語中心の高校で寮生活をしています。アメリカに留学したいというけれど、彼女は反対しています。中国でも、同棲はごく普通になったし、女性が離婚に後ろめたさを感じることもなくなったということです。「だから危なくて手放せない」といっています。ちょっと矛盾かな。

1979年から始まった一人っ子政策も少し緩和され、今、出生率は2.1人位だそうです。けれども、農村はともかく、都市では1人をはるかに割り込んでいます。都市では住宅から100メートル以内に保育所が設置されていますが、高齢化で老人施設に変わっているところも多いとか。

「日本に追いついてきました」というのが彼女の言。でもバスもタクシーも乗務員は半数以上が女性だそうです。そしてがむしゃらな働き方でいいのかと疑問に思う人が増え始めているようです。彼女も過労で入院し、しみじみと働き方について考えさせられたそうです。生きがいはお金だけではない、自分のやりたいことを仕事にしようと考え、今までの職業を全て辞め、女性のオーナーが経営する職業教育コンサルタント会社に転職。中国ではまだ珍しい、女性の職業教育をやっていくことにしました。・・また会おうね。

 - 海外事情

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