ミモザとローマのプリマヴェーラ(春)
2014/10/23
イタリアの春は、最初に花をつける黄色いミモザの花束とともにやってくる。3月8日の「女性の日」は、ローマにいた。南イタリアからのローマへの車窓は、紺碧のカプリ海と大木のミモザ、アーモンドの白い花、ピンクのももの花がとても美しかった。
3月8日には、ミモザは花束になって男性から女性に贈られる。ローマに32年暮らしている本田克美さんは「この20年ぐらいの間に、女性への愛を告げるというよりも、男女平等とか女性の権利を求める運動に変わってきている」という。朝早くから男性の花売りが街角にたたずむ。お店にもミモザがデコレーションされる。教会でも花束を持つ女性を見かけた。下の写真はサン・ピエトロ大聖堂で、デンマークからきたというローネ・ボエセンさん。壁画のマリアにも捧げられている。新しいプリマヴェーラを蘇らせる花、ミモザ。
関連記事
-
ポスト・コロナに向けてーリーダーの在り方(リーダーシップ最終稿)
コロナ危機の下でのリーダーシップ 今回がリーダーシップについての最終稿である。 …
-
中欧の旅 ⑤ ドナウの真珠─クルーズ
ハンガリー人の黒髪、黒い瞳は欧州で唯一のアジア系民族(マジャール人)を表していま …
-
中欧の旅 ④ Death Camp─アウシュビッツ
ポーランドのみならず、ヨーロッパにはこんなに多くの教会があり、「汝の敵を愛せよ」 …
-
タリンの花屋さんは染色しているの?もう一度エストニアから。
IT王国とは、もれない情報網を確立すること 旅の最後は、再びエストニア・タリン …
-
中欧の旅 ⑥ 退職カップルのツアーに紛れ込んで─現在夫婦事情
今回のツアーは10組のカップルと母娘3組、家族1組、その他友人同士、一人参加7人 …
-
インド紀行 その4 ~インドの働く女性
English インドの女性労働者数 インドでは未だ女性労働者数を正確に算出され …
-
サンフランシスコ報告 その5
サンフランシスコのNPOが運営する“C5 Children’s School” …
-
スーチーさんの時代がきた
アウンサンスーチーさんがいつも髪に差している鮮やかな花の髪飾りは、再会することな …
-
ノルウェイ大使館にアニータさんを訪ねて
東京南麻布のノルウェイ大使館を訪問しました。やっと面会がかなったのです。アニータ …
-
アジア(日・中・韓)女性フォーラムに参加しました その1
9月25日から27日まで韓国慶州でのアジア女性フォーラムに参加しました。韓国は本 …