近く「女性とNPO-日米比較」(仮)出版します
2017/06/16
しばらくブログをご無沙汰してしまっていましたので、近況報告です。
近く「女性とNPO-日米比較」(仮)出版
NPO法人女性と仕事研究所の代表理事を退いて3年になります。
その後、元女性と仕事研究所の理事でもある大阪市立大学の柏木宏先生と「女性とNPO~日米比較」(仮)の執筆をしてきました。ところが、なんの、なんの、まだ原稿が完成していない状況です。でももう最終段階です。なぜこうも遅れたのかというと、これはいい訳でもあるのですが、アメリカ大統領選挙です。
ヒラリークリントンが負けてしまったこと、トランプという今まで類を見ない、地球温暖化を促進する、女性差別者でレイシスト、ポピュリスト大統領の誕生で原稿を書き続ける元気をすっかりなくしていました。
しかし再び立ち上がったアメリカの女性たちは「women’ march」(Pink March) で動き始めました。「あきらめることが一番今するべきではない」などのマーチでの声に私も励まされ、また気を取り直して、原稿は完成を迎えつつあります。近く皆様にみていただけると思います。私の30年にわたるNPO奮闘紀もコラムとして15項目(第3章・第4章) 入っています。
コラム1 私の保育運動
コラム2 女性差別撤廃条約を知ったこと
コラム3 「主婦の再就職センター」設立
コラム4 ナイロビ大会とNGOワークショップ「日本の働く女性」
コラム5 女性学と女性学教育ネットワーク
コラム6 NGOフォーラムでのワークショップ「M字型を超えて」
コラム7 NPO学習会で「ネットワーキング」を知る
コラム8 米国・英国・NZ、AUSの再就職支援視察
コラム9 カタリストをモデルとしよう
コラム10 女性と仕事研究所・国際交流基金主催「国際パートシンポ」
コラム11 「みなとNPOハウス」が消えた」
コラム12 ある日突然、「女性のための」はだめだ、と
コラム13 企業評価基準
コラム14 NPO組織の継承問題
コラム15 キャリアアドバイザーというしごと
でもこの書籍の圧巻は第1章「トランプ政権下の女性とNPO」(柏木宏執筆)です。どうぞご期待ください。

玄関が狭くなるほど紫陽花が咲きました
関連記事
-
-
ソウルであった女性たち その1 ~カナディアンインディアンの女性 ほか
2014年9月、韓国のソウルで開催されたフォーラム(International …
-
-
NPO10年、35000の力
2008年12月1日は特営利活動促進法(いわゆるNPO法)が成立してちょうど10 …
-
-
ソウルであった女性たち その2 ~アフガニスタンの女性 ほか
「ソウルであった女性たち その1」の続き 目次 カナディアンインディアンの女性 …
-
-
ソウルであった女性たち その4 ~クロアチアの女性 ほか
ソウルであった女性たち その3」の続き 目次 カナディアンインディアンの女性 フ …
-
-
2024年秋、日本の政治と企業は変わるのか(その2) NPO活動を振り返る
NPO女性と仕事研究所がCSR(Corporate Social Respons …
-
-
東京事務所最後の日 (2007年3月30日)
3月30日(金)は、女性と仕事研究所東京事務所の最後の日でした。そして「みなとN …
-
-
ソウルであった女性たち その3 ~インドの女性
「ソウルであった女性たち その2」の続き 目次 カナディアンインディアンの女性 …
-
-
プロボノ養成セミナーの開催にあたって 2012年9月16日
プロボノ(pro bono)という聞き慣れないセミナーにようこそご参加頂きまして …
-
-
はじめに(その2)─NPOで生きる女性たち
ドラッガーの遺言 膨大な著作には「ドラッガーの遺言」というタイトルの本もあります …
- PREV
- 5/27に女性と仕事研究所同窓会を開催しました
- NEXT
- 「女流画家協会展」入選しました