むらさき大根―ようやく色褪めぬ

   

いまどきの膝小僧手術のつづきです

膝小僧手術の方が案外、時間がかかるのだそうです。股関節よりです。
私はもっと簡単に考えていたので少々がっくりです。手術から10日ぐらい経つと不気味な状態で、すねとふくらはぎ(英語でいうLegの部分)はパンパンに膨れ上がり、どこもかしこも紫色と赤紫色になってきました。そう、「むらさき大根」状態でした。それからしばらくすると、オレンジ色と黄色とを混ぜたような色に変色してきました。今度は「黄色大根」です。まだたっぷりと熱を持っていました。

こんな状態でもどんどんリハビリをするのが、いま風なのです。折り曲げたり思い切り伸ばしたりを繰り返します。135度まで折り曲がらねばなりません。120度、125度、130度まで行きますが、135度には、なかなか痛いものがあります。
むらさき大根はその後、1ヶ月半経った今でも、もとの「皺だいこん」には戻っていません。まだ熱っぽくはれています。

ところがここから放置すると、固着して自由には動かなくなると脅かされています。
整形外科医は「あなたは優等生患者です。こんなに順調に回復する人は珍しい」といいながら、ここでリハビリをさぼると大変なことになる、というのです。
私の場合には、長年痛くても我慢してキャリーに頼りながら歩いてきたので、Legの筋肉全体がひん曲がって、腰の骨まで変形してしまっていたので、立ちかたから歩き方まで全部修正しなければならないので、そんなことできるのかなーと怪訝に思っています。
いつになったら、真っ直ぐな「皺だいこん」がやってくるのかなーと思っています。

次回から2019年1月に出版された「未来を切り拓く女性たちのNPO活動:日米の実践から考える」について、感想を寄せて頂いた方の言葉をお知らせいたします。

書籍概要:日米のNPO活動実践・教育研究および、女性の権利擁護運動に関わってきた著者二人(柏木宏 金谷千慧子)が、これまでのNPOを通じた女性の活動を振り返り今後、女性がNPOをどのように活用し新たな働き方を探っていくべきかを展望します。出版社、明石書店。ソフトカバー248ページ。2592円(税込み)。詳細は、以下からご覧ください。
https://www.amazon.co.jp/dp/toc/4750347787/ref=dp_toc?_encoding=UTF8&n=465392
2019年3月28日(木)6時半から大阪駅前第2ビル大阪市立大学大学院梅田サテライト101教室での出版記念シンポジウムにぜひご参加ください。詳しくは前回のブログを。

 - ブログ

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

今回の選挙結果への「絶望感や不安」にどう対処する?

女性議員の数は前回より減少 第49回衆院選は10月31日投開票され、投票時間終了 …

フェミニズムとわたしと油絵(2013~2023)(その10)    世界のジェンダー格差指数、日本、過去最低の125位

「フェミニズと私と油絵」の初校を頑張っています 絵画展でご参加いただいた方に読ん …

フェミニズムとわたしと油絵(2013~2023)(その16)  展覧会から2か月を経て

1 大阪市中の島中央公会堂にて10月15日(日)から19日(木)まで、「金谷千慧 …

フェミニズムとわたしと油絵(2013~2023)(その9)

やっと原稿を出版社に入れました。原稿を書き始めて1年ぐらいかかりました。本のタイ …

ちょっと騒ぎすぎじゃないの?令和 (女性と仕事研究所同窓会、もうすぐ)

このところ毎日、毎日皇室の報道と「平成の歴史」「さよなら平成」だの「新しい令和の …

フェミニズムとわたしと油絵(2013~2023)(その8)

―「フェミニズム・アクティビスト金谷千慧子のプロフィール」その2 整形外科病棟を …

肉筆浮世絵展 その2 江戸の鳥瞰図

極彩色の美人浮世絵の中に、「江戸鳥瞰図」(鍬形蕙斎くわがたけいさい文化年間~文政 …

Golden Midosuji

Japanese(日本語) It’s Dec. 9, 2011 today Wi …

コロナ禍のリーダーシップ (その4 フェミニン・リーダーシップ)

女性リーダーの国は「幸福度」ランキング上位    世界幸福度ランキングとは 世界 …

寄りかからず。 立て、立ち上がれ!

詩人の茨木のり子さんは2006年2月17日79歳で亡くなった。大阪市の出身。夫死 …