ソウルであった女性たち その3 ~インドの女性
2014/10/30
目次
- カナディアンインディアンの女性
- フィージーの女性
- ルワンダの女性
- アフガニスタンの女性
- ノーベル平和賞のマララ・ユスフザイさん(17歳)
- 2011年度ノーベル平和賞受賞者タワックル・カルマン(Tawakkul Karman)さん(34)登壇
- キルギスの女性
- レバノンのカソリックビショップ
- インドの女性
- クロアチアの女性
- オーストラリアの韓国人
- 韓国のボランティア女性
- さいごに-男女平等の確立が戦争を阻止する
9 インドの女性
女性が多く集まる場所では、ナチュラル志向の人は何人もいます。行雲流水・・・ゆ~らゆらと流れに逆らわずに自然に生きていくのが最高の幸せと考える人たちです。彼らは、シンプル イズ ベストというのがもっとうですし、食べ物も着るものもシンプルです。それでも終日ずっと、靴は履かずに素足の人は珍しいです。インドの女性で、子どもの貧困を防止する活動をしているそうで、祈願達成のために3か月、裸足で終日過ごしているということでした。
サリー姿で額にはビンディをつけた伝統的な衣装でしたたが、夕方になると冷え込む石道やコンクリートを冷たそうに歩いていました。
現在の日常生活では靴を履いたり室内ではスリッパを履いたり、裸足で過ごす機会は少なくなってきています。女性はかかとのヒールのある靴を履くことで足の裏全体で立つ・歩く機会も減少してしまっています。裸足に戻るというのはとても重要なことだと解ります。足の裏は、床や地面を直接感じることにより足の裏の感覚が研ぎ澄まされます。そして、足の裏の筋肉も発達させます。
ですから、ヨガでは足の裏で感じること、足の裏を刺激するため、裸足での活動の原則となっています。
裸足の活動を続けると、足先までの意識がしやすくなり血行がよくなり、疲れ・むくみの改善、冷え性の方は足先まで温まるそうです。また、足の裏の筋肉が発達することによりしっかり足の裏全体で立つ・動くことが可能になります。するとバランス感覚が養われると共に偏っていた加重がなくなり体の歪みの矯正にもつながります。
いいことづくめなのですが、いざ、裸足生活をするというのは、なかなか勇気のいることです。
彼女は自作のビーズで作った腕輪を「知り合いになった記念よ」といってつけてくれました。

サリーは、切ったり縫ったりしていない、1枚の長方形の布を体に巻きつけて着用します。チョリというきちっとしたブラウスを着ます。
関連記事
-
-
公的教育支出、日本は最下位
OECD(経済協力開発機構)は2017年9月12日に、加盟国の教育に関する調査結 …
-
-
女性の、女性による、女性のためのNPOの可能性
出版を記念したセミナーで「女性NPOの未来」について、講師をしました。 2019 …
-
-
インド紀行 その2 ~インドの家庭訪問
仁賀 順子(女性と仕事研究所研究員) 日本から入った「オートリクシャ」健在 デリ …
-
-
ハムシーン(砂嵐)と大雨のカイロ
カイロ、アレクサンドリア、ルクソールを歩きました。エジプトは砂漠の国。特に4月は …
-
-
世界中で女性の行進が始まった ─ヒラリーショック、その後
トランプ大統領の就任式でも「反対」のデモが多かったが、翌日のCNNからはピンク( …
-
-
みなさまもお気をつけあそばせ!
2週間アメリカへ行っておりました。西海岸のサンフランシスコに1週間、それからニュ …
-
-
こんなときだからこそ 国際女性DAY
コロナウイルスが広まる中で コロナウイルスの拡大で世界は一変してしまいました。1 …
-
-
ホワイトリボンキャンペーン(WRC)はじまる
男性による女性への暴力をなくすため、男性が主体となって取り組む、世界的規模の啓発 …
-
-
友、上海より来たる
10年ぶりでした。第4回国連女性会議(北京会議)でワークショップを一緒にコーディ …

