再度、ヌード絵画について
2015/01/12
1月最初のレッスンが終わって、描きはじめのヌードキャンパスのバッグを担いで、韓国釜山料理のお店に着いた8人。男性5人はみんなおしゃべり。私は今日も描けないので、欝とうしい気分のまま・・・。
早速おとなりから、「この間もヌードを描くエネルギーが沸いてこないって、先生の前でいってたけど、あれってどういうこと?」と質問がくる。「男性のあなたは女性のヌードモデルを描いているとき、どんな気分で描いているの?誰か(女性)のことを思い出しながら描いているのと違うの」とわたし。
「もうこの年になって男性でなくなってしまうと、なんとも思わんときれいと思って描いてるよ。でも思い出してるな。」「僕ら、若いときやったらよう描かんかったやろな、じっと描いてなんかおられへんわ。」「僕はきれいに描くことを目指している。本当に皮膚の色でもほんの少しの違いでも描き分けて、美しく描きたいのや。」などの意見。
私はヌードも修行と覚悟はしているが、肌色だけが存在している画面なんて単調すぎる。希望やパッションを伝えないものは絵画ではないと思っているし、何とかしなければ・・・・・。まだ続くだろうこの悩み。
関連記事
-
仲間で展覧会を開催します
仲間で展覧会を開催します。私は2つ出します 。 ひとつは「大島椿ー残花繚乱」 と …
-
与謝野晶子「山の動く日来る」の再来を! その1
最近、長年与謝野晶子研究をしている方とお付き合いが復活しました。それをきっかけに …
-
「女性と仕事研究所同窓会2019」 Photo集
30の笑顔がはじけて楽しい時間が流れました。2019年5月25日の午後、芦屋市ホ …
-
イラン「女性のヒジャッブ(ベール)」はどうなるのか? 世界は今や、選挙の季節―イランも日本も、アメリカも
イラン大統領選挙、改革派のペゼシュキアン氏の勝利確定! 世界中が選挙の季節です。 …
-
絵の具の話。絵を描き始めました
この4月からまた油絵を始めました。 忙しさに負けて、随分長く封印してきました。2 …
-
右足が3センチ成長しましたヨ。
手術から1か月たちました。無事、両足で歩いています。ご心配いただいてありがとうご …
-
「炎の画家三岸節子」・・・「女の描く絵」からどう飛躍したのか
吉武輝子著「炎の画家三岸節子」(文芸春秋社)を読み終えました(前回紹介した本です …
-
ブタペストの春
油絵を描き始めて1年経ちました。2年目の第1作は、ハンガリーのブタペストの風景で …
-
上野精養軒のカレーライスと女流画家協会展
ずっと上野の森の精養軒のカレーを食べたいと思っていました。女流画家協会展の初回入 …
-
いまどきの膝小僧手術―油絵を描きながらの2週間
年間7万人が膝の手術をするそうです。 私の膝小僧が痛み出してもう10数年になりま …
- PREV
- なんとか、女性活躍の流れを止めたくない!
- NEXT
- 阪神淡路大震災から20年