今月(2016年11月)の油絵

   

1 ポピーの花 (F10号)

英語のレッスンが終わるとそのままカフェテラスへなだれ込みます。ホテル1Fのカフェテラスは四つ橋筋に面していて、大きなガラスの向こうはせからしい車の波とそれを遮るかのようにゆっくりと交差点を行き来する人の流れ。その風景は途切れることなく変わります。その風景はポピーの花の向こうにあります。ポピーは造花でしたが、シックなホテルのカーテンと華やかな花の暖色はいい取り合わせです。それにいいコーヒーです。お替りは無料。
今日もお土産のチョコレートがあります。「キューバのチョコレート?」「ヘェー!」などなどと英語以外の話で盛り上がります。

2 足の長い女性の船から眺めた花火の話(F8号)

今月は、モデル嬢で物語をつくることにしました。足の美しい人です。「長い足」を画面の中心において、船から眺めた花火に思いを馳せる姿にしました。どんな思いがあったのかは顔の表情で表現しようとしたのですが、含み笑いを絵にするのは難しいことでうまくいきません。でも何か楽しいことがあったと思いたいです。

 

 - 油絵

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

10月は3枚描きました

10月は3枚描きました。 1.「ミニバラを持つ女性」 6号 課題は全身ヌードだっ …

上野精養軒のカレーライスと女流画家協会展

ずっと上野の森の精養軒のカレーを食べたいと思っていました。女流画家協会展の初回入 …

与謝野晶子「山の動く日来る」の再来を! その1

最近、長年与謝野晶子研究をしている方とお付き合いが復活しました。それをきっかけに …

「女性と仕事研究所同窓会2019」 Photo集

30の笑顔がはじけて楽しい時間が流れました。2019年5月25日の午後、芦屋市ホ …

熱海まで足をのばしました。―MOA美術館とART 2022 OLYMPIA展

東京都美術館での研究会(デッサン研修)を終えて、こだまに乗り換えて40分、熱海に …

いまどきの膝小僧手術―油絵を描きながらの2週間

年間7万人が膝の手術をするそうです。 私の膝小僧が痛み出してもう10数年になりま …

絵の具の話。絵を描き始めました

この4月からまた油絵を始めました。 忙しさに負けて、随分長く封印してきました。2 …

『ヴァラドンとユトリロ 母と子の物語』展

シュザンヌ・ヴァラドン(1865~1938)と息子モーリス・ユトリロ(1883~ …

「炎の画家三岸節子」・・・「女の描く絵」からどう飛躍したのか

吉武輝子著「炎の画家三岸節子」(文芸春秋社)を読み終えました(前回紹介した本です …

『あじさい娘の勝利』について

何が勝利なのかは、目標を持って日々送ることから始まる。 身近な目標をひとつひとつ …