断捨離って、必要なものを残して大切に扱うこと

   

この今年の夏の暑いさなか、娘とともに断捨離に励みました。まずは、収納場所をなくすこと、あるいは収納スペースを狭くすることから始めました。大型洋服ダンスと和ダンス、デスクの両袖ワゴン、本棚二つを粗大ごみとして放出しました。洋服ダンスにずっと眠っていたのは、過去の仕事着が中心。黒を基調として派手にならないように、しかし良質で着ていて自信が持てるようになど洋服選びは人生のかなりの時間と資金が費やされていました。

講演で人前に立つ機会が多かったので、舞台衣装気分のジャケットもかなり残っていました。しかしすべての仕事をリタイアーして、生活が激変している現在、着る洋服も変化してきており、収納場所は満杯になっていたのです。それでも例年小さい断捨離はやってきたつもりだったのですが、追いついていませんでした。

デスクの両袖ワゴンは、サイズを縮めて奥行きを半分のものに替えました。仕事時代のものはほぼ消えました。

書籍の断捨離は、これからの人生をどのように全うするつもりなのかによって、どのくらい不要かが決まってきます。健康状態も勘案して。特に書籍についてはそう感じます。これから再度の断捨離が必要です。しかし早めに実施しなければならないのも確かです。

この断捨離をはじめて2ヶ月、家の空間が広くなり、掃除もしやすくなり、ラジオ体操なども出来るようになりました。またこれからの人生設計をしっかり企画しようという気になり、今後5年間の生活や死亡時のことや死亡後のことを終末期医療事前指示書として書き、遺言書もしたためました。もうすぐ公正証書遺言が出来上がります。

断捨離は捨てることがメインにあるのではなく、必要なものだけを選択して手元に残し、今後にどう活かすのかということなのだと納得しました。いい夏になったのかもしれません。

 - ブログ

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

むらさき大根―ようやく色褪めぬ

いまどきの膝小僧手術のつづきです 膝小僧手術の方が案外、時間がかかるのだそうです …

コロナ禍のリーダーシップ (その3 フェミニン・リーダーシップ)

日本を根本的に変える好機としよう! 安倍政権の自壊はコロナ対策の失敗 コロナウイ …

国際女性デー(”International Women’s Day”)と反戦

毎年、3月8日は「国際女性デー」です。例年多くの国々で記念行事が行われます。女性 …

女性の、女性による、女性のためのNPOの可能性

出版を記念したセミナーで「女性NPOの未来」について、講師をしました。 2019 …

ちょっと騒ぎすぎじゃないの?令和 (女性と仕事研究所同窓会、もうすぐ)

このところ毎日、毎日皇室の報道と「平成の歴史」「さよなら平成」だの「新しい令和の …

タリンの花屋さんは染色しているの?もう一度エストニアから。

 IT王国とは、もれない情報網を確立すること 旅の最後は、再びエストニア・タリン …

林 弘子さんが急逝された。なんと残念な…

福岡の友人から連絡を受けた。宮崎公立大学長(平成23年より)だった林弘子(はやし …

肉筆浮世絵展 その2 江戸の鳥瞰図

極彩色の美人浮世絵の中に、「江戸鳥瞰図」(鍬形蕙斎くわがたけいさい文化年間~文政 …

今年の風、どこへ向かってー2021年の重大ニュースより

2022年が明けて10日経ちました。コロナウイルスはさらに変異を遂げて拡大中です …

新しい“うねり”を奏でてほしい(7)

85年を生きた。今なおNPOと女性の活躍を熱望する日々 最近の絵画作品を紹介しな …